感情を隠す
率直でストレートなところが射手座の長所ですが、時と場合によっては短所になりえるかもしれません。
特に日本は「感情を見せすぎない」ことが美徳とされる文化ですから、どんなときでも平常心を保つことが求められます。
のびのびとした感性をもつ射手座は自分の感情を隠すのが苦手です。
好き嫌いを言葉に出したり、あからさまに態度で示すことはなくても、表情の端に表れてしまうのです。
射手座にとって怒りや悲しみの感情を全く見せずに、平静を装うというのはかなりむずかしいことでしょう。
しかし、日本の文化では受け入れられにくいとしても、どこかに感情が表れてしまうほうが人間らしいともいえます。
自分の感情を自由に表現をしたいがために外国に行く人も多いかもしれません。
細かい作業に集中
世の中にはひたすら細かい作業をするのが好きな人がいますが、多くの射手座はこれにあてはまりません。
射手座の興味が向かう先は広い世界ですから細部にこだわっていては進んでいけなくなってしまうためです。
不器用だとか能力が低いためにできないのではなく、どうしても集中力を保てないのです。
一時的には細かい作業を楽しめたとしても、一生の仕事として続けるのはむずかしいかもしれません。
素晴らしい集中力を発揮することがある射手座ですが、それは短期間に限ります。
細かい作業をひたすらやらなければいけない状態になると「なぜ私はこんなことをしているんだろう・・・」なんて根本的なことから考えてしまいそうです。
忍耐そして忍耐
「石の上にも三年」ということわざがありますが、これは射手座の辞書にはありません。
つらい思いをしながら何年も絶え続け、さらにそこからスタートになるなんて射手座には想像もつかないことでしょう。
コツコツと努力を重ねて、長年かけてたったひとつのことを成し遂げるというのは射手座にはむずかしいこと。
「忍耐強くひとつのことを成し遂げる」ということにある種のあこがれはあるものの、実際それができるかというとまた別なのです。
師匠や先輩に厳しく指導されながら何年も修行を重ねるというような職人の世界なども射手座にはついていけないかもしれません。
たしかに一定の忍耐力は必要ですが、ムリをしすぎると元気がなくなってしまうので射手座らしい生き方をしたほうがよさそうです。