立ち直り早いは早いほう
一般的には片思いの段階で失恋をするより交際してから振られた方がダメージは大きいものですが、射手座の場合はそれが逆ということもありえます。
情熱をもってアプローチをしているにもかかわらずふられてしまうと瞬間的なダメージが大きく気持ちの切り替えができません。
しかし交際を始めて時間がたった後に振られてしまった場合、縁が切れてしまったことは悲しみはしますが、そこからの立ち直りは意外と早い可能性があるのです。
射手座はいつも再出発することが好きなので、よほど感情移入していないかぎり、早い段階で立ち直っていけるでしょう。
わかりやすくフラれてしまった場合はあきらめますが、特殊な理由によりやむをえず別れなければならなかった場合、別れた人を美化するなどして、いつまでもモヤモヤが残ってしまいそうです。
一時的に自己嫌悪
感情的に深く巻き込まれることが少ない射手座は、失恋をしてもボロボロになるまでの極端なダメージは受けにくいほうです。
しかし実際は、見えないところで気持ちを切り替えようと努力していたり、仕事や趣味に打ち込んだりして必死に前向きになろうとしていたりします。
もし、いつまでたっても立ち直れないとするならば、それは相手への執着というよりも一種の自己嫌悪のためかもしれません。
自分に原因があって振られてしまった場合は、己の遅かさにうんざりしてしまうのです。
そんな気持ちを持っている事はたいてい人には見せませんから、周囲の人は射手座のデリケートな気持ちに気づかないかもしれません。
つらい気持ちを切り替えるために仕事に打ち込んだり、さまざまな思想の本を読みふけったりするので、失恋によって人生の転機を迎えることもありえます。