情熱を信念に変える
求めるものがあるとそこにまっすぐに進んでいく射手座は、心の内側に情熱を秘めています。
射手座はその情熱をただ感じるだけでなく、自分に取り込んで信念に変えていくことができる人たちです。
望みに向けて何本もの矢を放っているうちに、自分は何に興味があり、どうやって生きていきたいのかということを理解していきます。
そして情熱の炎を燃やし続け、自分の心を照らす信念にしていくのです。
射手座が「目標を絶対に達成するぞ!」と努力し続けられるのは忍耐力ではなく情熱を基にした信念なのです。
忍耐力に欠けるところがある射手座は、無意識のうちに自分に足りないものを別のエネルギーでカバーしているといえます。
アウトサイダーを楽しむ
自分の居場所が見つけられないとか、社会に受け入れられないというのは辛いことですが、射手座の場合それほど悲観的には考えません。
むしろそういったことがあると、それをバネにして積極的に本当の自分らしさを探そうとするでしょう。
社会に溶け込めないことを嘆くのではなく、自然に受け止めたり、柔軟に考える強さがあるのです。
「自分が生まれた社会では受け入れられないなら、他のところで探してみよう」と、アウトサイダーとしてはみ出してしまった悲しみを別方向に転換しようとするかもしれません。
若いころは居場所を見つけられないことに愕然とするかもしれませんが、世界が自分のフィールドだ!と感じることができたなら、そこからが射手座の本領発揮となるでしょう。
恐怖を克服する勇気
シンプルに考えて怖いものは怖いはずですが、射手座の場合は恐怖よりも好奇心が上回ってしまうため、ドキドキしながらも近づいていくようなところがあります。
射手座は無意識のうちに自分の限界を知りたい感じているため、「ここから先へ進んだらどうなってしまうのだろう・・・」と感じると戻るのではなく一歩踏み出してしまうのです。
少し無謀にも思えますが、未知のものへの恐怖を克服することで、普通であれば得ることができないような大きな喜びを見つけることができるのかもしれません。