我慢ができない
完全なる自由を愛する射手座にとって、なにかを我慢したりひたすら耐え忍ぶということは苦行を課せられたようなもの。
我慢するというのは外側に向かおうとするエネルギーを意思の力でホールドするということですが、射手座のエネルギーは明らかに外側に向いているためです。
たしかに自分に合わない事をするのはつらいものですが、現代社会で生きていくためには、やはり忍耐力が必要になってくるでしょう。
射手座は我慢すべき時と、発散するべき時の区別を付けるのがあまり上手ではありません。
人としての成長を考えるなら、自由に振舞うだけでなく忍耐力を養うことも必要になるでしょう。
無責任になることも
射手座はいつでもどこでも身軽でいたいと感じているので、余計なものを背負い込むことを嫌います。
責任感がないわけではないのですが、そこで精神的・物理的に束縛されることがいやなのです。
なにごとにも情熱をもって取り組む射手座は、じつは責任感が強すぎるあまりにそれを回避しているといえるかもしれません。
短期間であれば問題ないのですが、長期間におよぶ重要な任務などは途中で投げ出してしまいたくなる可能性もあるでしょう。
順調に仕事をしていたかと思ったら、突然会社を辞めてしまう事などもありえます。
限界まで無理をする必要はありませんが、最低限の責任感だけは持ち続けていたいものです。
目標ないと無気力に
射手座が明るく元気に活動していけるのは、自分なりの目標を持っているからこそ。
退屈な生活に耐えられるのもいやな仕事を頑張るのも、週末や長期休暇に楽しいことが待っているからです。
人によっては将来やりたいことをするための準備段階だと考えているかもしれません。
いずれにしても目標があるから頑張れるのであって、もし目標を持つことすら許されない環境にいたなら無気力になってしまうでしょう。
たしかに目標が見つけられないというのは辛いことですが、日々の生活の中に小さな喜びと見つけていくことも必要かもしれません。
目標を見失っても、耐え忍んだその先に新しい目標が見えてくることもありえます。
忍耐を経験したことのある射手座の方が、将来大きな成功をつかみやすいものです。